FX デイトレードの実例 3






前ページ(FX デイトレードの実例 2)の続きです。通貨はユーロ/ドル。上のチャートは1時間足、下のチャートは5分足です。

1時間足のチャートを見ればわかりますが、前ページの売り玉(ぎょく)を途中で決済したのは残念な結果となりました。利食いをとことん粘れば大儲けできたようです。

実は、この日は米国の雇用統計が発表される日でした。米国の雇用統計とは、毎月1回、金曜日に発表される重要な経済指標で、雇用統計が発表される前後は相場が大きく動きます。毎月1回、相場のお祭りのような感じです。あまり経済指標をチェックしていない筆者でも、この雇用統計だけは注意しています。

もちろん、相場が大きく動くということは、儲けるチャンスでもあり、また、大損するリスクも高いものになります。ですから、相場参加者は、こういう経済指標に積極的に参加する人と参加しない人とに分かれます。

筆者の場合は、参加しないタイプです。

以前、指標時にユーロ/ドルで20枚の注文を出した瞬間に−12万という表示を見たことがあります。本当にこのときは頭が真っ白になり、わけもわからず新規注文を出して5秒後に損切りしました。5秒で−12万です。損するために注文を出したようなものです。 それ以来、指標時は慎重になっています。

さて、今回の場合、指標発表後から順張りで売り注文を出せば大きく儲けることができました。それを知ると後から後悔するものですが、今回の筆者の場合は、相場がかなり落ち着いてから逆張りの買いで入ることにしました。 「FX デイトレードの実例 1」も「FX デイトレードの実例 2」も順張りでしたが、今回は逆張りです。

よほど大きな事件、ニュースでもない限り、どこまでも一方的に下落し続けることはありません。どこかのタイミングで必ず反発があります。相場には常に反対勢力がいますし、売り注文を出した人の買戻しもあるからです。

しかし、トレンドに逆らって逆張りで入るのはリスクがあります。実際、筆者は@やAで買いを入れ何とか利益を出せましたが、結局、筆者の買値よりもさらに下落しています。

もし、Aの水準で逆張りの買いを入れたとしたら、さらに危険でした。少しの反発がありましたが、その後さらに下落しています。難平(ナンピン)してもすぐには助からないレベルです。このように、逆張りに失敗した場合は、損切りするのかナンピンするのかという問題が特に生じると思いますし、きちんとした売買ルールがないと、利小損大・コツコツドカンで大損します。

以前は、筆者も逆張りナンピンを多用した時代がありましたが、最近は、損切りを徹底することにしています。そこで、筆者の場合、@で20枚の買いを入れ、少し下に持って行かれましたが、その後反発し、含み益は+2万まで行きました。次に、一旦下げたところでさらに20枚買い増ししましたが、反発が弱く下落に転じました。

ここで筆者はあせりました。すぐに損切りすることを売買ルールとして決めているせいもありますが、条件反射で思わず損切りしてしまったのです。しかも、筆者が損切りしたところは底値でした。全く損切りする必要がないのに損切りしてしまい、後悔よりも怒りが込み上げて、引き続きAで50枚の買いを入れたというのが真相です。

Aの買いは、運良く天井で決済し、+7万の利益を出せましたが、もし利食いを粘ったら、逆にマイナス圏に転落するところでした。正直言って、この50枚は自信を持って出した注文ではありません。運が良かっただけです。頭に血が上るようなトレードは厳に慎むべきです。筆者も反省しています。


 FX デイトレードの実例 4







このエントリーをはてなブックマークに追加


 デイトレ・スキャルピングの実際 FX初心者講座

FX デイトレードの実例 1 (1)手法だけでは勝てない。売買ルール・損切りの重要性 (2)気づくということ
(3)経験 (4)ドテン (5)経済指標(要人発言)
FX デイトレードの実例 2 (1)テクニカル指標 (2)パワーバランスと反対勢力 (3)スキャルピングの欠点
FX デイトレードの実例 3 (1)経済指標(雇用統計) (2)逆張りとナンピン
FX デイトレードの実例 4 (1)トレンドラインの手法 (2)手法を越えた領域にある値動きとは

FX スイングトレードの実例 1
FX スイングトレードの実例 2 (1)土日持ち越しのリスク (2)窓埋め

スキャルピング売買履歴 スキャルピングとは

サイト内検索






※「行政書士が教えるFX」は、オリジナル制作です。無断盗用によるホームページやブログの制作は、著作権侵害及び不法行為として禁止します。損害賠償請求額は、当サイトのコンテンツ使用料として、1日あたり1ページにつき1万円です。
Copyright(C) 2011-2015 Office Jin. All Rights Reserved.