手法はいろいろ 〜急落時の逆張りスキャルピング手法を例に〜

株やFXの勝ち方、勝てる方法というのは、一つではありません。

筆者は、株を始めて半年目に、初めて勝てる手法の一つに気づきました。 それは、「急落したら買って、ちょっと上がればすぐに売る」というものです。ある程度、経験や知識のある方にはおなじみの手法ですが、急落後のリバウンドを狙った逆張りスキャルピング手法です。

とにかく急落したら買い向かう手法で、買い注文が約定したら、1円か2円(FXで言えば1pipsか2pipsでしょうか。)戻したところで数秒から数分ですぐに売ってしまうのです。最初はこの手法に気づいても、怖くてなかなか注文を出せませんでしたし、注文を出してもタイミングがつかめず失敗ばかりでしたが、 慣れてくるとコツもわかり、勝率8割で勝つことができました。

それでは、なぜこんな手法が成立するのでしょうか。

まず、安くなったら買いたいと思う人がいます。そういう人が押し目買いで買って行きます。次に、空売りをしている人が利食いの買戻しを入れます。もちろん、急落に乗じて空売りを入れる人もいますが、買い戻す人もいます。 さらに、特に理由はなく、単に「そういうものだから」で買い注文を入れる人がいます。筆者の場合はこれです。

筆者はこの手法に理由を求めてはいません。勝てるから注文を出す。それだけです。そして、恐らく、この手法を知っている人は相当数おり、皆が同じ行動をしているだけです。多くの人の同じ行動によって相場はそのように動くのです。 赤信号でもみんなが渡るから渡るのです。この手法は、度胸と早い者勝ちの世界です。

また、それと関連した手法ですが、株には板情報というものがあり、板情報の開きを見るやり方もあります。株の場合は、いくらの値段に何株の注文が入っているか、買い注文と売り注文の一覧が板情報として見れるのですが、急落時に板が開くことがあります。例えば、売り板が101円、買い板が100円の板情報があり、急落して 売り板が95円、買い板が90円となり、買値と売値が5円開いた状態になるような場合があります。こういう場合は、この値段の開きを埋めるように注文が入ります。そこに入り込むと、例えば、91円で買って、すぐに94円で売るようなことができたりします。

筆者は、モニターを2〜3画面用意して、複数の銘柄のチャートを表示したり、複数の板情報を表示して、この手法でスキャルピングをやっていた時代もありました。

なお、お断りしておきますが、これらの手法はFXでは通用しません。FXでこの手法を使うと簡単に大損します。また、株の場合でも、地合いの良い相場(通常、上げ相場)において成功するもので、株式相場が低調な状況ではなかなか勝てません。

こんな1円抜きのやり方があることに驚いた人もいるかもしれませんね。相場というのは、バケツいっぱいに金塊を詰めて運んでいる人もいれば、橋の下に隠れて、バケツからこぼれ落ちる砂金をかき集めてる人もいるのです。

そして、株(FX)というのはバケツで金塊を運ぶことだと思っている人は、砂金を集めてる人がいることに気づきませんし、そういう人の行動(手法)が全く理解できません。一方、砂金を集めることに必死になっている人は、それで勝てたとしても、バケツに金塊を詰めている人のやり方(本当の相場)が全くわからないのです。

カリスマトレーダーと言われる人々もこの両者に分かれます。金塊の人と砂金の人です。まさに手法はいろいろです。世の中には、自分のまるで想像できないやり方で勝っている人もいるのです。


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