手法はいろいろ 2

ところで、確かに手法は色々です。金塊の手法から砂金の手法まで様々です。しかし、バケツに金塊を詰めて運んでいる人がいる中で、 橋の下に隠れてこぼれ落ちる砂金をかき集めるより、自分も金塊を運ぶ人になった方が良いに決まっています。

実際、「急落したら買い向かう」がごとき、一時的な事象を捕らえる手法は、「労多くして益なし」です。 このとき、その局面においては、なぜ急落したのか、そこは上昇トレンドの中の押し目買いポイントなのか、それともこのまま下落が続く売りポイントなのか、そういう理由、もっと大きな相場の流れが存在しています。 それなのに、それをわからずにやるわけですから大変なのです。このような手法は、より高度なテクニックと売買ルールが必要であり、悪戦苦闘することになります。

時々、オリジナルな手法を開発したと言う人や手法に名前を付けて楽しんでいる人がいますが、そういう段階というのは、その方のレベルはまだまだ低いと言わざるを得ません。そして、恐らくそれらの手法は、一時的な事象を捉えたものにすぎません。 本当に相場をわかっている人は、自分の手法をオリジナルとは思いません。当たり前のことを当たり前にやっているだけです。 そして、自分の構築した売買ルールの下、自分の感覚(相場観)と自分の力で勝っているのです。

ですから、手法は色々とはいえ、砂金をかき集めるがごときマニアックな手法に夢中になるべきではありません。それを秘密の手法だと思い込むのもやめるべきです。

また、手法はオールマイティーではありません。そのことも理解しなければなりません。

相場には、一方的に上昇や下降を続けるトレンド相場と横に動くレンジ相場があります。トレンド相場にだけ通用する手法や レンジ相場にだけ通用する手法、あるいは、ある一時期、一定期間だけ通用する手法もあるのです。

ある手法が通用しなかったからといって、それが全くだめな手法と決まったわけではありません。ある状況下で実行すると4勝6敗でも、別の状況下で実行すると7勝3敗になる場合もあります。 その場合は、もっと精度を上げるべく研究して、勝てる売買ルールを作って行くのです。その手法を生かすも殺すも自分自身なのです。

また、例えば、レンジ相場にだけ通用する手法だった場合、トレンド相場に入って成績が悪化したら、相場への参加をやめて再びレンジ相場になるまで時期を待つような姿勢も必要でしょう。


 ローソク足分析に見る手法の本質







このエントリーをはてなブックマークに追加


 手法や勝ち方に関する考察 FX初心者講座

> 手法はいろいろ 1/急落時の逆張りスキャルピング手法を例に
> 手法はいろいろ 2
> ローソク足分析に見る手法の本質
> なぜ、あなたは勝てないのか?/株やFXで勝つためのヒントと相場格言
> 勝ち組と負け組の違いを探る 1/移動平均線の手法(グランビルの法則)
> 勝ち組と負け組の違いを探る 2/トレンドラインの手法(ダウ理論)

サイト内検索






※「行政書士が教えるFX」は、オリジナル制作です。無断盗用によるホームページやブログの制作は、著作権侵害及び不法行為として禁止します。損害賠償請求額は、当サイトのコンテンツ使用料として、1日あたり1ページにつき1万円です。
Copyright(C) 2011-2014 Office Jin. All Rights Reserved.