マージンコール(追証)・ロスカット

先に、「FXの仕組み」で、次のような例え話を出しました。

『例えば、82円で1万ドル買った場合に、それが80円まで下落すると2万円の損失が発生しています。4万円の証拠金を預けていた場合、証拠金は2万円に目減りしています。しかし、自分としては、損をしたくないから売りたくない。このまま辛抱すれば相場が好転し、いずれ83円になって儲けを出せると思っても、そのFX会社のルールで、証拠金が50%になったら強制決済(ロスカット)すると決まっていたら、勝手に売られてしまうのです。あなたの口座の証拠金が2万円になって、借金に突入する前にゲームは終了です。』

この場合、何の予告もなく、いきなり勝手に売られるということはありません。それに、あなたの口座にお金を追加で入金し、証拠金を増やせば、当初の50%から回復することができますし、勝手に売られるのを中止させることができそうな気がします。

実際、FX会社からは、まず、「証拠金が減っていますが、何時までに追加で入金しないと強制的に売っちゃいますよ。」という連絡が来ます。(連絡といっても、インターネット上の取引画面のお知らせだったりメールで来たりしますので、気づかないことも多いですが。)

この連絡が、マージンコール(追い証(追加証拠金))と呼ばれるものです。

マージンコール(追証)とは、損失が拡大し、証拠金が不足していることの警告、または、追加入金して証拠金を増やすことを言います。

そして、マージンコール(追証)が発生しても何もしなければ、強制的に売られて(反対売買の決済をされて)しまうのです。これがロスカット(強制的な損切り)です。

強制ロスカットは、お客さんの証拠金が空っぽになる前に、それ以上の損失を防ぐための措置です。為替相場は24時間動いており、大きく値上がり、値下がりするものです。強制ロスカットの仕組みがないと、自分の知らない間にどんどん損失が拡大し、FX会社に預けた証拠金も全て失い、さらに借金にまで突入してしまう危険があるのです。それを回避するための仕組みなのです。



【ご注意】
追証や強制ロスカットの仕組み・ルールは、FX会社によって異なります。一度追証が発生すると、その後相場が好転し証拠金の維持率が回復しても、決められた日時までに追加入金しないと強制的に決済(ロスカット)されてしまったり、自分が保有する通貨(建て玉(ポジション))の一部を決済し、証拠金の維持率を回復させたとしても、追証の回避を認められず、全部を決済しない限り強制的にロスカットされるような場合もありますので、ルールを良くご確認ください。


 FXのリスク 〜大損〜







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