なぜ、利小損大になるのか? 〜利大損小を目指して〜

利小損大」というのは、勝ったときの利益は小さく、負けたときの損失が大きいことを意味します。また、似たような意味で「コツコツドカン」という言葉もあります。 これは、コツコツ(小さく)勝って、ドカンと(大きく)負けることを意味します。では、なぜこうなるのかというと、大きく原因は3つに分けられます。

● 一つは、心の問題です。

誰しも損をしたくありません。そのため、自分の建て玉に含み損が発生している場合、なかなか損をした状態での決済(損切り)ができないのです。例えば、1万円の利益が出ているときは、 簡単に1万円の利益で決済(利食い、利益確定)するのに、1万円の損失が発生している場合は、なかなか決済(損切り)ができません。

この状態を繰り返せば、毎回、勝ったときの利益は小さく、負けたときの損失は大きくなります。これでは、5勝5敗でも勝てません。6勝4敗でも7勝3敗でも勝てないでしょう。

ここに、損切りの重要性が増すのです。心を無にして、機械的に淡々と損切りできるか。それができる人間がFXで勝つのです。

● もう一つは、注文を出すのが遅いからです。

富士山の2合目や3合目で注文を出せば利益を大きく取れますが、8合目や9合目で注文を出したらすぐに折り返してしまいます。

もちろん、自分が注文を出した場所が富士山の何合目だったのかは、後でわかることですが、相場とは早い者勝ちで富士山を形成して行くものです。みんなが富士山を登っているのを見て、後から真似して飛びついても、既に9合目だったらもう遅いのです。

● そしてもう一つは 、トレンドに逆らって注文を出すからです。

トレンド方向に順張りの注文を出せば、勝ったときの利益は大きく、負けたときの損失は小さくなります。一方、トレンドに逆らって逆張りの注文を出すと、勝ったときの利益は小さく、負けたときの損失は大きくなるのです。

良く、「コツコツドカン」という言葉を耳にしますが、これは、主に逆張りに対して使われる言葉です。逆張りの場合は、リバウンドを狙って細かく勝つものの、一度トレンドにはまって失敗すると、損切りできずに(ナンピンして)大損してしまうのです。

1,000円勝ち、また1,000円勝ち、コツコツ小さく勝ちを積み重ねます。そうして合計9,000円まで儲けたところで、次のたった1回の負けで1万円の損をして、全ての儲けを吹き飛ばすのです。まさに、コツコツドカンです。これでは、9勝1敗でも勝てません。

順張りか逆張りか」で、筆者が「素人は逆張りをやり、プロは順張りをやる」と述べたのは、このことなのです。 トレンド方向に注文を出すことの重要性はここにあるのです。


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